剣が君 実彰さん√感想
剣が君お正月休みからプレイしてます。
とっても素敵なお話です。
絵が綺麗だし、キャラも魅力的だし、なにより刀での戦闘シーンはいいですね←ただの刀好き。
そんな中、最初にクリアしました一番のお気に入りキャラの黒羽実彰さん。
隠れ切支丹でハーフで最年長で美しい彼。
本当に素敵な方でした。本当に優しい方でした。
そんな彼の√についての感想を書きます。
ネタバレたっぷりなのでプレイ予定の方で見たくない方は回れ右でお願いします。
┌(┌◉◞౪◟◉)┐＜はじめるよー
剣√、君√があってからの、それぞれ2つのEND。
まずは共通√。
たまたま実彰さんの庵を見つけてそっから話は始まります。
頑なに剣は握らないという実彰さんは見てて切なくなりました。
意固地になりすぎて香夜ちゃんの助太刀も断った時はビックリしたけど、結局九十九丸に言われて素直に謝って引き受けた所はやっぱり大人だなーと思いました。
素直に謝れる人って素敵ですね。
助太刀して道場の看板を取り返した時のこのスチルが好きです。
香夜ちゃんかわいい…！
そしてこの実彰さんの穏やかな表情。
香夜ちゃんの真っ直ぐさに戸惑いながらも優しく笑ってくれる実彰さんがこの√では多くて魅力的でした。
その後も稽古見てくれたりして、少しずつ仲良くなって、実彰さんも心を開いて微笑んでくれることも多くなりました。
おすそ分けの豆腐を山奥の実彰さんの庵まで持ってっちゃう香夜ちゃん、それを聞いて頭を抱えて困りつつも貴方という人は…と言って笑う実彰さん、ほのぼのでキュンってしました。
と、思ったら事件です。実彰さんは親友の姉を殺した仇討ちの相手でした。
お松ちゃんの仇討ちを受け入れ抵抗せず頭を垂れる実彰さんに涙が…！
しかしお松ちゃん仇討ち出来ず…で、ここで分岐しました。
剣√ではそのままお家に帰れと言われ帰宅。
その後お松ちゃんに呼び出され話を聞き、すぐに実彰さんの元へ。
ここで実彰さんの過去が明らかになりました。
父は外人ということで強制送還、母は切支丹ということで殺され、ハーフということで疎ましく思われたり、切支丹とバレて迫害を受けたりと壮絶な子供時代。
生きるために多くの人を殺してきて、ある日罪のないお松ちゃんのお姉さんを殺したことから剣を捨てようと祈ってきたということ。
過去の話をする実彰さんは本当切なくて弱々しくて。
その後まあ色々あり剣の道を選んだ実彰さんにもう会わないで欲しいって言われたときはリアルに泣きました←
この後走り去った香夜ちゃんを実彰さんが追わなかったら私はちょっと引いてたかもだけど、無事に追いかけてくれてよかったです。
そしてそれぞれのENDへ。
荒魂END。
洞窟でバッサバッサと敵を切りまくり血に濡れる実彰さんのスチルがとても美しいと思ってしまいました。でも、苦しかった。
このスチル切ないけど好きです。
結局この後幕府について江戸の妖怪を退治する任に着く実彰さん、そして平和になる江戸。
でも誰も実彰さんのおかげだと知らない、知ろうとしない。江戸に平和が訪れても実彰さんの辛さは変わらない。
それでも江戸を平和にすることであなたが幸せなのなら…と言う実彰さんがもう切なくて切なくて。
香夜ちゃんも実彰さんの辛さを分けてくださいと支える覚悟をしてて…。二人で過ごす時間は実彰さんにとって安息のひとときでしかない、だったらそのひとときを幸せなものにしてあげようと尽くす香夜ちゃん。
二人で支え乗り越えていく感じはこの二人ならではのENDだと思いました。
奇魂END。
洞窟で常世の扉を封じるために自ら犠牲になり消えてしまった実彰さん。
消える前の「私がいなくなったらあなたは怒るだろうか、泣いてしまうだろうか」という台詞が切なくて、そして実彰さんの愛を感じました。本当に最後まで人のこと考えて優しい人なんですね。
洞窟で泣き崩れる香夜ちゃんは本当切なかったです。
そのあとも洞窟前に実彰さんの形見の十字架を飾り帰りを待つ香夜ちゃん。
もっとそばに居たかった、もっと話したかったと素直に嗚咽しながら吐露する姿に涙が…！
最後、いつも実彰さんが言っていた祈りの言葉で終わったのは二人の愛を感じまとまった終わり方でした。でも辛いよ。
そして君√は、剣√とは異なり実彰さんが送ってくれてお家に帰りました。
そして自らお松ちゃんを呼び出しケンカして実彰さんが好きだと自覚します。
実彰さんの過去も、父と母を亡くした後にお世話になったオランダ人の方の話や幼少期のスチルがあったり。剣√は仕事の時中心、君√は幼少期中心の過去でした。
そして何やかんやあり、香夜ちゃんから想いを告げます。
そしてモジモジする実彰さんの助太刀をするハバキつきちゃん！グッジョブ！
この時のスチル欲しかった…、そして実彰さんも好ましく思ってると言って両想いに♡
二人で本を読むシーンは可愛かったです。基本この二人はほのぼのしていてキュンってします。
途中で寝てしまった香夜ちゃんにチューしたり、遅くなったから泊まっていくか？と聞く実彰さんにドキドキ。そして香夜ちゃんの反応を見てやっぱり送っていこうと提案するあたりやっぱり大人〜と思いました。
幸魂END。
江戸を出ると言う実彰さんが「あなたも連れて行きたいと言ったらどうする？」と聞いてきて、まさか実彰さんがそんなこと言ってくれるとは！と嬉しくなり二つ返事で抱きつきました←
まあ置き手紙だけ残してお家出た時はビックリしたし、また行くぞって時にお松ちゃんが仇討ちに来たのはえーーー！？と思いましたけど。
でも結局実彰さんが本当に香夜ちゃんを想ってるかの確認でほっとしました。そしていい友達だなと。
そして江戸を出て、隠れ切支丹の島へ。
ここで刀を牧師さんに預けた実彰さんは本当に剣から解放されたのです。
そして神の前で誓ってくれました、愛してると。
綺麗すぎるスチル。
この後のチューのスチルも綺麗でした。
本当に実彰さんにとっての幸せな形でのENDで大好きです。
最後までここまで香夜ちゃんを連れてきたこと不安に思ってたけど、実彰さんの幸せが香夜ちゃんの幸せなんですよ。
二人で幸せになれてよかったね。
和魂END。
洞窟の事件がすごいカットの仕方でビックリしたのが正直な感想←
でも七重さんと危険な時なのに旦那自慢で張り合う香夜ちゃんが可愛かったです。
そしてなんやかんやで香夜ちゃんのお家に婿に来た実彰さん。
黒羽さんと呼ぶ香夜ちゃんに実彰だろ？と何回も言い直させる実彰さんが他の√にはない可愛さでした。
料理茶屋の格好が異様に似合って他のもまた然り。
閉店後に二人で寄り添ってるスチルもほのぼのしてて好きでした。
これが本当の平和で幸せなENDでした。
お二人とも末長くお幸せに♡
とまあこんな感じでした。
最終的にストーリー重視なら
幸→荒→奇→和って順で好きです。
でもEND的ならやっぱり君√で実彰さんには幸せになってもらった方が幸せです。
ストーリーで香夜ちゃんも言ってたけど実彰さんには幸せになってもらいたい、本当その通り。
実彰さんに幸あれ♡
長々お付き合いありがとうございました。
次は螢√やるぞーーー！！
